産業機械のルーツを知ることはロボットのルーツを知ることと同じだ。
ロボットの語源は以前にも書いたが、1920年にチェコの劇作家だった人が人造人間を表現するために
使ったことがきっかけと言われています。
また、産業用ロボットとしての概念は特許の出願がきっかけになったと言われています。
日本の産業用ロボットの開発と実用化がスタートしたのは1960年代の高度成長期であり
労働力不足を埋めるためのものとして当初は力が入れられていたのでした。
そもそも機械と道具は何が違うのか?この質問に回答できる人はかなり少ないと思います。
機械は人間にかわってパワーを発生させることができるモーターなど動力を持っている、ということでしょうか。
それに対して、道具であるのこぎりやかんなは人間自らが動力力とならなくてはいけませんよね。この点が大きな
違いだと言えます。
道具が発展したのが機械であり、さらに機械が発展したのが産業機械であったり自動機であったりするのです。
一般的に産業機械の分野では
1970年代が実用化時代
1980年代が生産システムへの活用、応用
といった年代として位置づけられています。
当然のことながら、産業機械と産業そのものとは常にリンクしながら発展を繰り返してきているのです。
産業が少量多品種となった現在、産業機械の技術も同様に少量多品種を開発することに役立つようなもの、
つまりより複雑な操作を実現させるための知能部分、マイクロコンピューターのウェイトがあがってきているということなのです。